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肌の保湿とワセリンについて|BBクリームの桜花媛


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肌の保湿とワセリンについて



「保湿をするならワセリンが良い」というのを耳にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ワセリンは、塗り薬の中にも配合されていることのある成分です。
そこで今回は、お肌の保湿とワセリンについてご紹介いたします。



肌の保湿にワセリンを使うメリット・効果とは?



ワセリンは、お肌の保湿を行う際だけではなく、医療用の薬でも使われる成分です。
ワセリンが広く使われる理由は、ワセリンの効果にあります。

ワセリンの効果は、「外部の刺激から守ることができる」ことです。つまり、バリア機能が高いわけです。
ワセリンを塗ると、塗った部分について保護機能が高まるので、水分が蒸発するのを防げます。
そのため、ワセリンを塗ることで保湿の効果があります。

ワセリンを使うメリットとして、2つのことがあります。

・お肌に塗布した美容成分・保湿成分を有効活用できる

ワセリンを使うことは、美容成分を無駄にしないことにも繋がります。
お肌の保湿のために、たくさんの美容成分や保湿成分を塗布しても、それらが蒸発すると意味がなくなるどころか、過乾燥を促します。
そこで、ワセリンを少し塗るだけで蒸発を防げるので、美容成分や保湿成分の効果を最大に得られます。

・ワセリンは安全性が高い

ワセリンは、ハンドクリームなどにもよく配合されています。
また、医療機関や介護施設などでも幅広く使われています。
それだけ安全性が高いということを示していますので、安心して利用することができると言えます。



肌の保湿の為の上手なワセリンの使い方とは?



肌の保湿をする際にワセリンを使う場合、その上手な使い方は「最後に使う」ことです。

まず、化粧水で保湿をしたら、次に美容液を使います。
それから、乳液を使って、その後、フィニッシュでワセリンを使います。
ワセリンの効果は「蒸発を防ぐこと」なので、水分をお肌に与えてからそれに蓋をするように使うと、保湿効果が高まります。

また、ワセリンはたくさん使わなくてもその効果を期待できます。
使用するときは米粒大ほどのワセリンを指にとり、左右の手をこすり合わせて手のひら全体に薄くなじませます
手のひら全体で顔を包み込むように、手のひらを顔に押し当てます
いったん手を浮かせて、位置を変えてまた押し当てます。

ポイントは、手のひらをスタンプのように顔に押し当てて塗ることです。手のひらを顔につけたまま手を横に滑らせるのはNG。
ワセリンはテクスチャーが硬いので、横すべりさせて塗り広げようとすると皮膚がひっぱられ、お肌に負担をかけてしまいます。ペタペタと押し当てるように塗布することを心がけましょう。

ワセリンはたくさん塗りすぎると、ベタベタしたり、脂っぽく見えてしまいます。ワセリンを使うとベタベタする、という場合、量を多く塗りすぎています。少量を薄くのばして使うのも、ワセリンの上手な使い方です。



肌の保湿にワセリンを使う際の注意点とは?



ワセリンを使う際の注意点として、3つのことがあります。

・ワセリンは保湿ケアの仕上げに使う

ワセリンを使う際は、スキンケアの仕上げに使うようにしましょう。
先にワセリンをお肌に塗ってしまうと、保湿成分美容成分がお肌に入りにくくなります。
ワセリンそのものには、水分を補給する効果はないので、化粧水美容液で保水を行ってから、ワセリンを塗りましょう。

・美容液を使ってからワセリンを使う

よく、化粧水とワセリンだけでお肌の保湿はできるような謳い文句が並べられていることがありますが、それは化粧水に美容成分が含まれている場合に限ります。
通常、化粧水の役割は、お肌の状態を整えるだけなので、お肌の保湿に必要な成分が含まれていません。
そのため、化粧水とワセリンだけだと、保湿成分が足りずに乾燥を促すことがあります。
オールインワンなどの化粧水でない限り、美容液を使ってからワセリンを使いましょう。

・脂性肌の方はワセリンではなく別の方法で保湿する

脂性肌は、お肌の脂分が多い状態のことなので、そこにワセリンを加えてしまうと、余計に油分が多い状態となってしまいます。
脂性肌の方はワセリンを使わずに保湿を行った方が良いでしょう。


ワセリンは使い方によって、お肌の保湿における高い効果を発揮してくれます。
どうしてもお肌の乾燥が改善されずに気になっている場合には、スキンケアの最後にワセリンを少しだけ塗ってみましょう。





この記事を書いた人 -WRITER-

アスリジエLAB

アスリジエLAB.編集部

桜花媛が運営するアスリジエLAB(ラボ)の編集員で構成。メイクやスキンケアのヒントをお届けしています。アスリジエの名前は「明日のわたしがもっと花開く」という願いを込めて、日本語の「あす」とフランス語の「スリジエ(桜)」から生まれました。
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