ノンケミカルBBクリームのメリット・デメリット|BBクリームの桜花媛
最近では、「ノンケミカル」を謳ったBBクリームもたくさん販売されていますよね。
しかし、「ノンケミカルって一体なんのこと?」と疑問を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ノンケミカルという言葉を耳にすると、なんだか良さそうだけど、お肌にどういいのか、よく分からない部分もありますよね。
そこで今回は、ノンケミカルBBクリームのメリット・デメリットについてご紹介いたします。
ノンケミカルのBBクリームとは?
「ケミカル」とは、化学物質のことを指します。
普通に解釈すると「ノンケミカル」とは、化学物質が入ってないという解釈になると思います。
ノンケミカルのBBクリームとは、化学物質を使っていないBBクリーム、ということになりますよね。
しかし、BBクリームをはじめとする様々な化粧品は、化学物質を一切使わないことは、あまりにも難しいのが現実です。
ではなぜ、「ノンケミカル」を謳ったBBクリームが存在するのでしょうか。
それは、まったく化学物質を使っていないわけではないけれど、従来品と比べるとかなり少ない量の化学物質しか使っていないということを表現するために謳われています。
そのため、ノンケミカルのBBクリームとは、従来品と比べて化学物質をあまり使っていないBBクリームのことを言います。
ノンケミカルBBクリームのメリット・デメリットとは?
ノンケミカルBBクリームの最大のメリットは、お肌に優しいことです。
化学物質を多く含んだBBクリームは、敏感肌の方だとお肌トラブルを引き起こす原因ともなり得ます。
化学物質は、お肌に刺激を与える要因となるからです。
そこで、ノンケミカルBBクリームを使うことによって、お肌に刺激を与える要因を排除することができ、お肌トラブルを減らすことができると言えるでしょう。
しかし、ノンケミカルBBクリームもメリットばかりではありません。デメリットも存在します。
ノンケミカルBBクリームのデメリットは、使い心地が悪いことがあることです。
余計な化学物質が入っていないので、BBクリームの伸びが悪かったり、触れ心地が悪かったりします。
また、長持ちさせるための化学物質も入っていないことがあるので、早めに使い切らないと、お肌トラブルの原因となることもあります。
ノンケミカルBBクリームの見分け方とは?
では、どのようにしてノンケミカルBBクリームであると見分けたら良いのでしょうか。
まず、「ノンケミカル」を謳っているBBクリームであれば、ノンケミカルBBクリームであることは間違いないと考えられます。
多くの方は、それによって見分けているのではないでしょうか。
しかし、ノンケミカルを謳っていない場合については、その見分け方が難しいものです。
そういった場合には、紫外線吸収剤が使われているかどうかを一つの目安にすると良いです。
多くのBBクリームには、日焼け止め効果が含まれています。
日焼け止め効果を保つために紫外線吸収剤が使われている場合、それはノンケミカルであるとはあまり言えません。
紫外線吸収剤とは、紫外線を吸収して化学反応で日焼けしないようにするものです。
つまり化学物質を使用したものになるわけです。
そのため、紫外線吸収剤を使用しているBBクリームは、ノンケミカルであるとは言えません。
同じく、日焼け止めの効果の成分として、紫外線散乱剤というのが存在します。
紫外線散乱剤とは、紫外線を反射させることによって、日焼けしないようにするものです。
ノンケミカルBBクリームの場合は、紫外線散乱剤を使っていることが多いです。
このように、紫外線をカットする日焼け止め成分の違いで、通常のBBクリームと、ノンケミカルBBクリームを見分ける方法が一般的です。
ケミカル・ノンケミカルの違いによって、どちらが良いということではなく、それぞれの良さもあれば足りないところもあります。
できるだけ肌トラブルを引き起こしたくない場合には、ノンケミカルBBクリームを選ぶことも一つの選択肢だと言えるでしょう。
実際に両者を使ってみて、自分のお肌に合うBBクリームを選択することが大切です。
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アスリジエLAB.編集部
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