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BBクリームだけの直塗り・ざっと塗りでも大丈夫?|BBクリームの桜花媛


BBクリームだけの直塗り・ざっと塗りでも大丈夫?|BBクリームの桜花媛


BBクリームの直塗りは大丈夫なのか?



BBクリームは、化粧下地の効果もUVカット効果もあるため、下地を付けずに直接肌に塗ることができます。 しかし、”直塗り”といっても、化粧水などの基礎化粧品で肌を整えてから付けるのと、 洗顔後に基礎化粧品をする前にBBクリームを塗ってしまう方法の2通りがあります。

BBクリームに限らず、メイクをする前には、肌に充分な保湿をおこなうことで、そのあとの『メイクの持ち』が違ってきます。 たっぷりの保湿をおこなってからメイクすると、化粧のノリがよくなるばかりでなく、 毛穴から油分が分泌しにくくなり、メイクの持ちも格段に良くなるのです。 ですから、肌の乾燥が気になる方や肌の皮脂性が気になる方は特に、洗顔後の充分な保湿や基礎化粧は大事なのです。 …と、ほとんどのファンデーションならここで終わりですが、BBクリームは違います。

BBクリームには美容液成分が含まれているので、付けている間も肌を保湿しますし、 伸びが良いので、少量で顔全体に伸ばすことができます。 つまり、洗顔後すぐであれば、肌の水分が蒸発する前なので、 基礎化粧をせずにBBクリームを塗っても問題はないということです。

BBクリームを付ける際には、化粧水などで保湿をしたあとがおススメなのですが、 ”寝坊したっ!” 何て日の朝は、メイク時間の一分一秒でも無駄にできませんし、 普段、基礎化粧品を使わない人なんかには、こちらの方が良いかもしれませんね。

下地や日焼け止めクリームを付けたあとではなく、 肌に直接BBクリームを付ける直塗りは、肌に刺激はないのでしょうか? また、化粧崩れなどの原因になったりしないのでしょうか? 実は、BBクリームはむしろ、ムラやヨレ・化粧崩れの原因ともなるため、直塗り以外はやめるべきなのです。

どういう事かというと、BBクリームは、もともと美容外科手術後の肌に使っていただけあって、 肌にやさしく刺激が少ないので直塗りに問題はないのと、 汗や皮脂を吸収する成分が含まれており、直塗りでないと効果を発揮しないこと、 防腐剤などの肌への刺激となる成分が入ってないことなどが、BBクリームを直塗りする理由に挙げられます。

BBクリームの前に日焼け止めや化粧下地を塗ってしまうと、 化粧崩れしにくく持ちが良いという、せっかくのBBクリームの効果が発揮できませんし、 ヨレやムラになりやすく厚塗りになってしまって、透明感がなくなってしまうため、やめた方が良いでしょう。



BBクリームの”ざっと塗り”の方法



BBクリームは、小豆1粒分を顔全体に馴染ませていきますが、 その際、両頬・あご・おでこ・鼻の5点以上に乗せて指先でかるく叩きながら馴染ませていくというメイク方法です。 この方法だと、厚塗りにならずに自然な仕上がりで顔全体にクリームをのばすことができます。 しかし、BBクリームのメイクに慣れてくると、その方法よりも時間がかからず簡単な”ざっと塗り”をする方も多いようです。

”ざっと塗り”は、
  • 小豆1粒ほどのいつもの量を手のひらに出し、両方の手のひらにひろげます

  • 両頬に手のひらをのせ、内側から外側に向けて”ざっと”塗ります

  • 手に余ったクリームは、おでことあごに”ざっと”塗ります

  • 目元や小鼻などの細かい部分は、指先でトントンと伸ばして調整します

  • あごから耳にかけてのフェイスラインを両手でなぞって、最後に顔全体をハンドプレス

これで終わりです。 順番をおぼえてしまえば、この手順のみで、ベースメイクが1分もかからず終わってしまうのです。 仕上がりはというと、毛穴の凹凸などの気になるところはカバーするのに、厚塗りやムラにならず自然な仕上がりです。 BBクリームに慣れた人にはぜひやってみてほしいメイク方法といえますが、手のひら全体が汚れるのが唯一の難点といえます。



BBクリームのざっと塗りのメリット



BBクリームは、それだけでメイクが済んでしまうという、 メリットの多い化粧品ですが、ざっと塗りは、そこに更に「メイク時間の短縮」が挙げられます。 ただでさえ手間がかからずメイク時間が短いBBクリームですが、 ざっと塗りをすることにより、さらに時間の短縮ができます。 朝の忙しい時間に、数分でもメイク時間が短くなれば、それはかなり有意義に使える時間となることでしょう。



この記事を書いた人 -WRITER-

アスリジエLAB

アスリジエLAB.編集部

桜花媛が運営するアスリジエLAB(ラボ)の編集員で構成。メイクやスキンケアのヒントをお届けしています。アスリジエの名前は「明日のわたしがもっと花開く」という願いを込めて、日本語の「あす」とフランス語の「スリジエ(桜)」から生まれました。
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