ホーム >  BBクリームコラム一覧 > 知識 > ファンデーションが馴染まない!原因や正しいスキンケア方法、ファンデーションの選び方を紹介|BBクリームの桜花媛


ファンデーションが馴染まない!原因や正しいスキンケア方法、ファンデーションの選び方を紹介|BBクリームの桜花媛


ファンデーションが馴染まない!原因や正しいスキンケア方法、ファンデーションの選び方を紹介|BBクリームの桜花媛


「ファンデーションを塗ると、肌が粉を吹いたようになってしまう」「ファンデーションがベタつきヨレてしまう」など、ファンデーションが肌に馴染まなくて困った経験がある方もいるのではないでしょうか。

ベースメイクがきれいにできていないと、いくらポイントメイクに力を入れても、納得できる仕上がりにはならないものです。

そこでこの記事では、ファンデーションが馴染まない原因や正しいスキンケア方法、自分に合ったファンデーションの選び方などを紹介します。

肌に馴染んだ自然なベースメイクに仕上げたい方は、ご参考にしてください。



ファンデーションが馴染まない場合に考えられる原因



ファンデーションが馴染まない原因として考えられるのは、大きく分けて4つあります。ここでは、原因別にその理由を解説します。

◇正しくスキンケアできていない


ファンデーションの馴染みを良くするには、メイク前の準備が重要です。そこでチェックしたいのが、「メイク前のスキンケアが正しくできているか」ということ。

スキンケアの際に保湿が不足していると、乾燥した肌にファンデーションを塗ることになります。そうなると、粉っぽくなったり、毛穴に詰まったりして肌に馴染まずファンデーションが浮いたりしてしまうのです。

ただ、保湿をしすぎて肌の油分が多くなってしまうのも、ファンデーションが馴染まない原因となってしまいます。

保湿は、足りなくても多すぎてもファンデーションが馴染まない原因となるため、注意が必要です。

◇肌質・肌色とファンデーションが合っていない


ファンデーションには、さまざまな種類やカラーがあります。そのため、選んだファンデーションの種類やカラーが自分の肌に合わないと、ファンデーションが馴染まない原因となるのです。

例えば、パウダーファンデーションには油分を吸い取る働きがあるため、乾燥肌の方が使うと必要な油分まで吸い取ってしまい、肌に馴染みにくくなります。

また、油分がプラスされるリキッドファンデーションの場合は、脂性肌の方が使うとヨレる可能性があります。このように、肌質との相性が悪いと、ファンデーションが馴染まなくなってしまうでしょう。

さらに、自分の肌色に合わないファンデーションを使うと、肌がくすんで見えたり、白浮きしてしまったりするため、注意が必要です。

ファンデーションの色を選ぶ際は、フェイスラインもしくは顔と首の境目を基準に選びましょう。

◇ファンデーションを厚塗りしている


シミやシワ、くすみなどの肌悩みをファンデーションでカバーしようとすると、どうしても厚塗りしがちです。しかし、厚塗りをするとかえって崩れやすくなったり、肌との馴染みが悪くなったりします

また、ファンデーションを塗る前に化粧下地を塗っていない、顔の下から上に向かって塗っているなど、ファンデーションの塗り方を間違っている場合にも、肌馴染みが悪くなります。

◇角質がたまっている


肌の表面に並ぶたくさんの角質細胞は、健康な状態であれば一つひとつがきれいに整列して、キメの細かい肌を作り出します。

ところが、ターンオーバーという角質細胞の生まれ変わるサイクルは、加齢やストレス、食生活や生活習慣の影響で衰えやすいのです。

例えば、20代のターンオーバーが28日であるのに対し、40代では40~50日もかかります。そのため、古いい角質が肌にたまり、表面がボコボコしてしまうこともあります。この状態ではファンデーションが肌全体に密着しないため、ファンデーションが馴染まなくなるのです。

ここまで解説してきた4つの原因のなかで、ご自分に当てはまるものはあったでしょうか。もし当てはまるものがあったとしても、その原因を解消するためのコツを次章で紹介しますので、ぜひお試しください。



ファンデーションを肌に馴染ませるコツとは?





ファンデーションが馴染まないという悩みを抱えている方は、違和感のない、自然に見えるベースメイクを作りたいと考えているのではないでしょうか。

そこで、ここではベースメイク作りで重要になる、ファンデーションを馴染ませる5つのコツを紹介します。

◇メイク前に正しいスキンケアを行なう


メイク前のスキンケアで大切なのは、肌の水分バランスを整えることです。ファンデーションを塗ると粉っぽくなってしまう方や、肌の油分が多い方は、次の手順で正しくスキンケアをしましょう。

  • 1. 洗顔する際は、保湿成分の高い洗顔料をしっかり泡立てて、優しく洗いましょう。過度なピーリングや酵素洗顔は乾燥を悪化させるため、注意が必要です。
  • 2. すすぐ際は30~32度くらいのぬるま湯で、すすぎ残しがないようにしっかり洗い流しましょう。
  • 3. 洗顔後はすぐに保湿ケアをします。たっぷりの化粧水を手のひらに取り、肌が乾燥する前に潤いを与えるのがポイントです。そのあとは乳液を塗って潤いを閉じ込めます。
  • 4. 乾燥している時期は、いつもより念入りに保湿ケアを行なうようにしましょう。

詳しいスキンケア方法は以下のページをご参考にしてください。 ⇒「粉吹き知らずの肌に!ベースメイクとスキンケアの乾燥対策のコツ」

◇メイクはスキンケアが馴染んでから


時間に余裕のないときなどは、スキンケア後すぐにメイクを始めがちです。しかし、ベタつきやヌルつきが残っている肌では、メイクが密着しにくくなります。

化粧水や乳液が肌に浸透するまで、目安としては5分ほどおいてからメイクを始めるようにしましょう。余分な化粧水や乳液が残っている場合は、軽くティッシュオフします

◇化粧下地を塗る


ファンデーションが肌に馴染むベースメイクを作るには、化粧下地を塗って肌の凸凹を整えたり、乾燥しにくいベースを作って粉吹きを防いだりすることが大切です。

特に、乾燥でファンデーションの馴染みが悪くなっている場合には、ホホバオイルやヒアルロン酸などの保湿成分が含まれている化粧下地を使うとよいでしょう。

化粧下地は、おでこ→鼻→両頬→あごの順におき、顔の中央から外側に向かって馴染ませます。ベースメイクがヨレやすい小鼻周辺とあごは、化粧下地の量を少なくすればヨレを防げます。

◇ファンデーションは厚塗りせず薄めに塗る


ファンデーションを厚塗りすると顔だけが浮いて見えたり、メイク崩れの原因になったりするため、薄めに塗るのがポイントです。

ファンデーションを塗る際は、右頬→右額→左頬→左額の順に片側ずつ仕上げていきましょう。ファンデーションの種類に関わらず、この順番は変わりません。目や鼻、口周りは最後に仕上げます。

◇角質のケアをする


古い角質がたまって肌の表面がボコボコしているときは、角質ケアで肌の表面を滑らかに整えましょう。角質ケアをすると、化粧水の浸透が良くなって肌がしっかり潤うため、ファンデーションが粉っぽく浮くのを防いでくれます。

「フルーツ酸」とも呼ばれるAHA(りんごや柑橘類などに含まれている天然由来成分)やグリコール酸などの、角質を落としやすくする成分を含んだ、ふき取り化粧水や洗顔料でケアするのがおすすめです。

ファンデーションを馴染ませるコツとして5つの方法を紹介しました。これらを毎日の生活に取り入れることで、肌の状態が良くなり、ファンデーションが馴染みやすくなります。



【肌質別】肌馴染みを良くするファンデーションの選び方





肌質に合わないファンデーションを選ぶと、乾燥して粉っぽくなったり、油分が多すぎてヨレてしまったりする原因になります。 そのため、ここでは肌馴染みを良くするファンデーションの選び方について、肌質別に解説します。

◇乾燥肌


肌の水分と油分がともに不足している乾燥肌の方は、保湿成分が多く含まれるファンデーションを選ぶとよいでしょう。メイクをしながら肌の潤いを保てるリキッドタイプやクリームタイプ、クッションタイプなどがおすすめです。

◇脂性肌


皮脂の分泌量が多くテカリが目立ちやすい脂性肌の方は、余分な皮脂を吸着してくれるパウダータイプやルースタイプ、ミネラルタイプなどがおすすめです。

油分が少なく、皮脂崩れを防ぐ成分を配合しているものなら、リキッドタイプもよいでしょう。

◇混合肌


乾燥肌と脂性肌それぞれの要素をあわせ持つ混合肌の方は、乾燥しやすい部分には保湿成分が多いもの、皮脂が多い部分には皮脂に強いものというように、パーツごとにファンデーションを変えるとよいでしょう。

パウダータイプやミネラルタイプ、ルースタイプなどがおすすめです。

ファンデーションは種類ごとに特徴や強みが異なります。肌質に合う種類のファンデーションを選び、肌馴染みの良い自然なベースメイクを作りましょう。



ファンデーションの馴染みを悪くするNG習慣





ここまで、ファンデーションの肌馴染みを良くするためには、正しいスキンケアで肌を整えることや、肌質に合ったファンデーションを選ぶなど、さまざまな方法があることを紹介してきました。

しかし、その努力を台無しにしてしまうNG習慣があります。それは、メイクを落とさずに寝てしまうことと、睡眠不足です。

メイクをしたまま寝てしまうと、化粧品に含まれる油分が酸化して肌に刺激を与えるため、肌の乾燥やニキビなど肌荒れの原因になってしまいます。

こうした肌荒れはファンデーションの馴染みを悪くしてしまうため、寝る前には必ずメイクを落とすようにしましょう。

また、睡眠時間が十分に確保できないと、ターンオーバーに悪影響を与えます。

肌は睡眠中にターンオーバーを繰り返して生まれ変わるため、睡眠時間が少ないとターンオーバーが停滞してしまうのです。ターンオーバーの進みが遅くなると、肌荒れを起こしたり角質がたまりやすくなったりして、ファンデーションの馴染みが悪くなります。

十分な睡眠が取れれば肌の状態は改善し、ファンデーションも馴染むようになるため、しっかりと睡眠時間を確保しましょう。



まとめ



間違ったスキンケアを続けていたり、自分の肌質・肌色に合わないファンデーションを使っていたりすると、肌の状態が悪くなり、ファンデーションが馴染まない原因となります。

本記事では、正しいスキンケア方法やファンデーションを馴染ませるコツ、ファンデーションの選び方などを紹介しましたので、ぜひ毎日の生活に取り入れて、肌馴染みの良いベースメイクを完成させましょう。

メイクに時間をかけたくないという人は、1本でベースメイクを済ませられるBBクリームを使うのもおすすめです。

そして、肌を良い状態に保つためには、寝る前にメイクを落とすことと、睡眠時間をしっかり確保することを忘れないようにしましょう。




この記事を書いた人 -WRITER-

アスリジエLAB

アスリジエLAB.編集部

桜花媛が運営するアスリジエLAB(ラボ)の編集員で構成。メイクやスキンケアのヒントをお届けしています。アスリジエの名前は「明日のわたしがもっと花開く」という願いを込めて、日本語の「あす」とフランス語の「スリジエ(桜)」から生まれました。
Twitter@sakuraprincesss
Instagram@sakuraprincess_jp