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肌の保湿のしすぎによる注意点とは?|BBクリームの桜花媛


肌の保湿のしすぎによる注意点とは?|BBクリームの桜花媛


肌の保湿のしすぎによる注意点とは?



保湿は毎日のお肌のケアにおいて、非常に重要なものです。
しかし、保湿をしすぎてしまうと、逆にお肌トラブルを招くということがあります。

そこで今回は、お肌の保湿のしすぎによる注意点についてご紹介いたします。



肌の保湿のしすぎで起こる肌トラブルとは?



お肌に保湿をしすぎてしまうことによって起こるお肌トラブルとして、3つのことがあります。

1つ目は、乾燥肌を促進してしまうということです。

「え?乾燥しないように保湿をしているのに?」と驚く方もいらっしゃるかもしれませんが、保湿のしすぎは乾燥につながってしまいます。

2つ目は、角質層がふやけてしまうということです。

角質層がふやけると、お肌のバリア機能が乱れてしまい、乾燥やニキビなど様々なお肌トラブルを引き起こす原因となります。

3つ目は、お肌が自分で美しくなろうとしている機能を弱めてしまうということです。

どんなお肌でも、本来、新しい細胞を作り出して、自分で美しくなろうとする機能を持っています。
それなのに、たくさん保湿をしてお肌の機能が不要な状態にしてしまうと、お肌の力が弱まってしまいます。



肌の保湿のしすぎで肌トラブルなるメカニズムとは?



それでは、どのようなメカニズムでお肌トラブルを引き起こしてしまうのでしょうか。

まず、乾燥肌を促進してしまうメカニズムです。
どんなに乾燥してしまっているお肌でも、必要な水分量というものは決まっています。
そのため、それを超えてしまうと、お肌の水分は蒸発するようにできています。
保湿をしすぎて必要な水分量を超えてしまうと、せっかく保湿したはずの水分も連れて蒸発が行われてしまうので、乾燥を悪化させてしまいます。

次に、角質層がふやけるメカニズムです。
お肌には本来、バリア機能というものを備えており、外部からの侵入を防ぐ機能があります。
お風呂に入っている時に、お風呂のお湯が皮膚から体の中に侵入するということはありませんよね。
このバリア機能を備えているのが、角質層です。
角質層ですべての水分が吸収されるのですが、保湿をしすぎてしまうと、お風呂上りのお肌のように、角質層がふやけてしまいます。

そして、お肌が自分で美しくなろうとする機能を弱めてしまうメカニズムです。
子供の頃は、何もしなくてもお肌が潤っていたという方も多いのではないでしょうか。
お肌というのは、本来、自分で潤いを保つ機能というものを備えています。
しかし、年齢を重ねるごとに、その機能は段々と弱まっていってしまうので、それを補うために保湿を行わなければなりません。
だからといって、自分で潤いを保つ機能が全くなくなってしまうわけではないので、その機能を活かすために必要な水分量をお肌に補うケアを行わなければなりません。
そのため、必要な水分量を超えて保湿を行ってしまうと、この機能を使わなくてもお肌の潤いを与えられてしまうので、どんどんと保湿機能が低下していってしまうことにもつながります。



肌の保湿のしすぎを防ぐための方法とは?



◇適切な保湿について正しく知る


お肌の保湿ケアに必要な水分量・油分量は肌質や住んでいる場所の気候、日中の活動のパターンによっても異なります。そのため、適切に保湿されたお肌の状態を知り、その人その人にぴったりの保湿をおこなうことが大切です。
適切な保湿がなされたお肌は肌表面はさらっとしていて、内側にしっかりうるおいがある状態です。

ここからは、お肌の状態を確認しながらおこなう正しい保湿ケア法をご紹介します。

◇お肌の状態を確認しながら保湿ケアをしよう


  • 化粧水
  • パッケージに記載されている使用量の目安を参考に適量の化粧水を手にとって、お肌に馴染ませていきます。
    すべてなじませたら肌をさわってみましょう。少しひんやりするくらいでしたらしっかりと化粧水が浸透しています。1回では足りないと感じたら、少量ずつ化粧水を手に取って重ね付けをし、その都度肌を触って確認しましょう。

  • 美容液
  • 必要に応じて美容液を塗布します。美容液もパッケージの使用量の目安を参考に塗布しましょう。保湿を目的とした美容液の場合、保湿力が肌に対して適度であれば問題はありませんが、乾燥が気になるあまりたっぷりと塗布して過剰保湿になっている場合もあります。
    塗布後、3分ほどおいて美容液を肌になじませ、指で状態をチェックするようにしましょう。

    ■保湿チェックのやり方
    (1)指をかぎ型に曲げ、第一関節と第二関節のあいだの平らな部分を頬にそっとあて離します。
    (2)このとき肌表面がさらっとしているか、少し指がくっつくくらいならOK。べたっとして指がひっつくようであれば保湿のしすぎです。

  • 乳液やクリーム
  • 最後に乳液やクリームで油分をプラスします。乳液やクリームもパッケージに記載されている使用量の目安を参考に、適量をお顔にやさしく塗布します。
    混合肌の方など、パーツによって乾燥度合いにばらつきがある方は、パーツごとに塗布量を変えるのもオススメです。目元や口元、頬などは乾燥するけれど、Tゾーンは乾燥を感じない、ということであればTゾーンは薄く塗ることで過剰保湿を防ぐことができます。
    塗布後は上記のチェック方法で適切に保湿されているかを確かめましょう。



まとめ



どんなに保湿を行ってもお肌トラブルを改善できない場合、保湿のしすぎが原因であることがあります。

乾燥を感じている人ほど、一生懸命にケアをおこなうあまりに過剰に保湿してしまっているケースも見受けられます。

一度、自分の保湿ケアを見直すことによって、お肌トラブルを格段に改善できる場合があるので、チェックしてみましょう。




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アスリジエLAB

アスリジエLAB.編集部

桜花媛が運営するアスリジエLAB(ラボ)の編集員で構成。メイクやスキンケアのヒントをお届けしています。アスリジエの名前は「明日のわたしがもっと花開く」という願いを込めて、日本語の「あす」とフランス語の「スリジエ(桜)」から生まれました。
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