BBクリームがヨレる、ムラになる|BBクリームの桜花媛

BBクリームの上手な使い方
BBクリームは、その機能や特徴を把握し、正しい使い方を知っていれば、メイク時間やコストの節約になりますし、 メイクの手間も仕上がりにも満足できる、とても便利で良い化粧品です。 しかし、BBクリームの機能や特徴・正しい使い方をしらないと、BBクリームの持っている本来の機能を活かすことはできず、 メイクの仕上がりにムラやよれなどが起こってしまって、残念な結果になってしまいます。
→正しい使用方法は「BBクリームの使い方」をご覧ください。
どんな理由でBBクリームのメイクの仕上がりに「ムラ」や「よれ」が出やすいのでしょうか? その原因は、“クリームのつけすぎ”や“量の偏り(かたより)”です。 ほとんどの場合、「ムラ」や「よれ」が起きるのは、肌にのせた時のBBクリームの伸びが悪いのが原因といえます。 考えられる理由は以下の通りです。
乾燥している肌は、クリームの伸びが悪い
肌が乾燥していると、これ以上肌細胞の水分が蒸発しないようにと、過剰に油分が分泌されます。 つまり「皮脂の過剰分泌」です。その結果、皮脂の影響で吹き出物ができたり、メイクしているとすぐテカッてしまい、 メイクが崩れやすく持ちが悪い肌になるということです。
また、乾燥により毛穴が開きっぱなしになると、 毛穴が伸びて直線になる→縦に伸びた毛穴が集まってシワができる→顔がたるむ→肌表面が固くなる→肌のターンオーバーができない→肌がくすむ→老けた印象 というように、マイナスのループを生み出してしまうのです。
顔の産毛はクリームの伸びを邪魔する
産毛がいくら細くて短い毛だとはいっても、黒や茶色をしていますから、肌の色を明らかに暗くしています。 つまり、産毛が顔全体に生えることで、肌本来の色よりも肌色をワントーン暗くしてしまっています。 また、メイクの伸びも確実に悪くなってしまいます。
同じ量のBBクリームを、産毛のない肌に伸ばすのと、産毛がある肌に伸ばすのとでは、産毛が障害物となるため、メイクの伸びが違ってしまいます。 産毛が生えている肌は、産毛のない肌よりも多くのBBクリームを必要としてしまいます。
キチンと産毛処理をした肌は、ワントーン明るくなるうえに、古い角質が除去されて、茹で卵のようなスベスベもちもち素肌が手に入ります。 茹で卵のようなお肌は、少ないBBクリームを全体に薄くのばすことができるようになるのです。
ただし、あまり頻繁に産毛を剃りすぎると、肌を傷つけて色素沈着トラブルが起きてしまいます。 カミソリで処理するのなら、泡ではなくスキンクリームで剃る事と、多くても週に1度以上の頻度にすると良いでしょう。 最近の女性は、簡単に産毛処理ができる美容家電を購入したり、エステで産毛処理をしている方も多いようです。
BBクリームの前に下地は必要ない
桜花媛のBBクリームには、化粧下地の成分もUVカット成分も含まれていますから、朝の化粧水のあとすぐにつけることができます。 肌に直接つけることで、肌から分泌される汗や皮脂を吸収してメイクの持ちがよくなります。
しかし、下地やUVカットクリームを先に塗ってしまうと、余分なクリームが多くなってしまい、BBクリームを塗るときには厚化粧となり、 すこしの圧力でクリームがよれてしまいます。よれやムラを解消しようと、さらに重ね塗りをしてしまうと、 ますます厚化粧となりますし、皮膚からの汗や皮脂を吸収できずに崩れやすいメイクとなってしまいます。 “少し汗をかいたら、メイクが見るも無残にドロドロ…”なんていうことになってしまうかもしれません。
肌に古い角質や汚れが残っていると、クリームの伸びが悪い
凸凹クレーターのお肌をメイクできれいなお肌にするには、毛穴に下地やファンデーションを埋めて均す(ならす)必要があります。 つまり、BBクリームを肌に伸ばそうとしても、毛穴に入り込むので伸びが悪くなるのです。
毛穴が引き締まるには、毛穴の汚れを落とすことと、肌の柔らかさ(弾力・保湿)です。
睡眠中に肌が正しくターンオーバーするように、睡眠前には肌の汚れをなくして十分な保湿をしてあげましょう。 ただし、洗い過ぎは、肌に必要な油分を奪ってしまって、肌の乾燥を招くので注意しましょう。
BBクリームの付けすぎ(厚塗り)には注意
桜花媛のBBクリームは、コンシーラーの成分もファンデーションの成分も入っていますから、 肌の気になる部分をカバーして自然なメイクの仕上がりになります。また、薄く塗るだけで十分なカバー力を発揮しますから、 厚塗りをする必要はありません。 気になる部分には指先で軽くポンポンと重ね塗りすればよいのです。
全体に厚塗りをしてしまうと、どうしても「塗っている感」や「厚塗り感」が出てしまいます。 夜のパーティーなどのしっかりメイクが必要な場合は良いでしょうが、日中ならば厚塗りは必要ありません。
結果、クリームの伸びが良く、薄く均一に塗ることができて、仕上がりにムラやよれが出来にくい肌というのは、 ”キメが細かく水分があって弾力のある素肌”ということになります。
毎日のクレンジングで汚れや古い角質を除き、 スキンケアでは保湿を心がけ、産毛は処理するようにし、 バランスの良い食生活とストレスを溜めない生活など、規則正しい生活習慣を送ることが、素肌美人への近道かもしれませんね。
ただ、忙しい現代人にとって、全部取り組むのは無理という方は多いでしょう。
全部は無理であっても、毎日の正しい洗顔と保湿は心がけるようにしましょう。
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アスリジエLAB.編集部
桜花媛が運営するアスリジエLAB(ラボ)の編集員で構成。メイクやスキンケアのヒントをお届けしています。アスリジエの名前は「明日のわたしがもっと花開く」という願いを込めて、日本語の「あす」とフランス語の「スリジエ(桜)」から生まれました。
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