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BBクリームとは何?BBクリームの特徴や役割、意味や歴史を解説|BBクリームの桜花媛


BBクリームとは何?BBクリームの特徴や役割、意味や歴史を解説|BBクリームの桜花媛



BBクリームってよく見かけるけどなんだろう?



素肌を整える化粧下地、紫外線からお肌を守る日焼け止め、毛穴やくすみをカバーしてくれるファンデーション、メイクでははずせないこれらの機能が1つになったBBクリーム。
しっかりメイクをしたいけれども時間をかけたくない、ちゃんとカバーしながらナチュラルメイクをしたい、そのような相反する女性の悩みを見事に解決するBBクリームは世界中で人気を博し、日常で愛用する方も多いのではないでしょうか。
なぜBBクリームは、これほど多くの女性に支持され、これほどのブームと人気が出たのでしょうか。
BBクリームが生まれた由来や歴史を紐解いていくと、その人気の秘密が明らかになってきました。



BBクリームとは?BBクリームの「BB」の略の意味とは?



そもそも、もはや当たり前のように「BBクリーム」と呼ばれていますが、「BB」とは何を意味するのでしょうか?
アルファベットであることから何となく英語を想像する方が多いでしょうが、「BB」は実はドイツ語の「Blemish Balm(ブレミッシュ バルム)」の略なのです。
Blemishは「傷や欠点」、Balmは「軟膏・クリーム」という意味で、Blemish Balmは「傷や欠点を補うクリーム」という意味になります。



BBクリームの歴史・由来



BBクリームの「BB」がドイツ語の略であることからわかるように、BBクリームはドイツで生まれました。
美容クリニックで古く固まった角質を取り除くピーリングが行われた後、お肌は薄皮を1枚剥いだような非常に敏感な状態です。
かさぶたが取れた状態を想像してもらえばわかりやすいのですが、ピーリング直後のお肌は赤みを帯びて非常に薄く、そのまま日常生活を送ると外部や紫外線の刺激を受けてお肌に大きなダメージを与えてしまいます。
そのお肌の赤みをカバーし、紫外線から守り、さらには美容成分で肌の再生を促す用途で作られたのが、BBクリームです。
本来BBクリームは、メイクアップのためというよりは、医療的な目的で作られたものだったのです。

しかし、顔色をコントロールする化粧下地に日焼け止めもプラスされ、さらに美容成分とファンデーション機能まで兼ね備えたBBクリームを、美容に敏感な韓国の女性たちが放っておくはずがありません。
BBクリームはあっという間にブームになり、医療用よりも1本でしっかりとメイクが出来るメイク用品として進化を遂げ、韓流ブームと共に日本へとやってきました。



BBクリームの特徴と役割




BBクリームとは何?BBクリームの特徴や役割、意味や歴史を解説

BBクリームの歴史からわかるように、本来のBBクリームの役割とは、「赤みを抑える」「紫外線から守る」「お肌を保護する」「お肌に優しいファンデーション」と言えるでしょう。
それに加えてメイクアップ用品として浸透した今では、全ての機能が1つで済ませられる「オールインワン」さ、そして「手軽であること」がBBクリームの特徴であり代名詞となっています。

このように、BBクリームは本来ピーリングで弱ってしまったお肌を守ってカバーすることから生まれました。
それが美容ブームにのり、より手軽で高機能な物へとアレンジされていき、現在の「お肌に優しく手軽にメイクが出来る」という地位を確立したのです。
お肌に負担をかけずしっかりカバーしてくれる万能ともいえるBBクリーム、人気にならないわけがありませんね。



CCクリームとの違いとは



BBクリームと共によく聞く化粧下地として使えるクリームに、CCクリームというものがあります。

CCクリームはBBクリームと同様で略称です。
「カラーコントロールクリーム(Color Control Cream)」「コンプリートコレクションクリーム(Complete Correction Cream)」の略称であると言われています。
CCクリームの名前からもわかるように、「色彩調整」や「完全な矯正」といった意味合いをもつクリームになります。

BBクリームが初めは医療目的の役割で作られたのとは違い、 CCクリームは初めから化粧品として使われることを目的につくられたクリームです。
CCクリームもBBクリームと同様、ひとつで何役もこなしてくれる優秀な下地クリームです。

BBクリームとの決定的な違いは、BBクリームはカバー力が高いため、気になる部分に塗ってカバーすることができるのが特徴であるのに対して、 CCクリームは、色をコントロールすることで目立たなくすることができるのが特徴です。
そのため、BBクリームは「カバーする」のに対して、CCクリームは「カモフラージュする」と例えられることが多いです。

したがって、BBクリームは欠点に対してしっかりカバーするのに対して、 CCクリームは、光の反射を利用して色補正を行い、全体的にトーンアップをさせながら自然な仕上がりを演出するという、お肌へのアプローチに大きな違いがあります。

BBクリームとCCクリームにはその特徴に違いがありますが、 人によっては、BBクリームの良いところとCCクリームの良いところを活かして、両使いする方もいらっしゃいます。



BBクリームをおすすめしたい人




BBクリームとは何?BBクリームの特徴や役割、意味や歴史を解説


BBクリームは、ささっと塗ることができるのに、高いカバー力を誇っているので、化粧下地にも使っているという方も多いですよね。
では、どんな人がBBクリームを使うとより良いのでしょうか。

BBクリームをおすすめしたい人というのは、まず、しっかり毛穴やくすみ、赤みなど、お肌に隠したいものがある人です。
BBクリームには、コンシーラー並みの高いカバー力があります。
そこで、BBクリームを使うことによって、コンシーラーを使わずに、隠したい部分をしっかりと隠すことができます。

次に、きっちりとメイクをしたいという人です。
スッピン風のナチュラルメイクを好む人も多いかもしれませんが、
販売業など、職業によってはきっちりメイクをしなければならない人もいらっしゃいます。
BBクリームは毛穴レスのお肌をつくってくれるので、きっちりメイクをする方におすすめです。

そして、時短メイクをしたいという人にもおすすめです。
BBクリームには、1本で何役もこなしてくれるので、BBクリームを塗っただけで、日焼け止めとファンデーションの効果を発揮してくれます。
さらに、保湿効果も高いというところが嬉しいポイントです。
そのため、朝は忙しいからとにかく時短したいという方にとっては、重宝することができる一品です。


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アスリジエLAB.編集部

桜花媛が運営するアスリジエLAB(ラボ)の編集員で構成。メイクやスキンケアのヒントをお届けしています。アスリジエの名前は「明日のわたしがもっと花開く」という願いを込めて、日本語の「あす」とフランス語の「スリジエ(桜)」から生まれました。
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